【昔話】僕がジャニーズに敵対心を抱いた話(小学生編)
時を遡ること15年・・・
2004年のこと。
小学六年生だった僕には、好きな女の子がいた。
その子は小6にしては、
どこか大人びていて、魅力的に見えた。
が、
その子には好きな人がいた。
(以下、Aちゃん)
当時の僕は、
別にジャニーズが好きだったわけではないので
デビューもしてないジャニーズのことなんぞ
知る由もない。
どこの馬の骨とも分からぬ
チャラついた男(偏見)が好き
と言い放つAちゃんに、生まれて初めて、
嫉妬という感情に陥った。
しかも、Aちゃんはあろうことか
ランドセルに赤西仁の写真を入れていたのだ。
激しく嫉妬した。
ふざけるな!誰だこいつは!と。
幸か不幸か、偶然にも
その子とは毎月ある席替え(12回)のうち
なんと6回も、隣か前後、
という配置であった。
それ故、嫌でも赤西仁の顔が見えてくるのだ。
苦行でしかない。
耐えられなくなった僕は、
赤西仁の写真をランドセルから引き抜き
逃げ回るという愚行に走った(クソガキ)
今思えば反動形成
(=抑圧された欲求と反対傾向の態度が強調されること)
だったと思う。
しかし、そんなことをしても嫌われる一方。
そう考えた僕は、
近所の本屋で1冊の本を手に取った。
ポポロだった。
小6なりに、
まずは相手を知ることが先決と考えたのだ。
当時KAT-TUNはデビュー前だったので、
掲載されているページは少なかったが、
そこに載っていた赤西の写真は
今でも忘れもしない。
小6の僕「めっちゃかっけぇ・・・」
Aちゃんのランドセルに
入っていた写真が微妙だっただけなのか、
冷静な気持ちで雑誌を手に取ったからなのか、理由は定かではないが、
クソガキの僕がいた。
負けた。
こんなイケメンには勝てない。
その瞬間、赤西への敵対心が驚くほどに、
「ふっ」と消えていき、
憧れの対象として切り替わった。
アイドル(Idol)の和訳が
「憧れ」である意味を痛感した。
そこから、Aちゃんとは特に進展はなく、
進んだのは、僕のジャニーズ好きだけだった。
小学6年生最後の3ヵ月には、
ごくせん第二シリーズが放映。
赤西の無駄にハネた襟足に憧れて、
ドライヤーで固めたのは、言うまでもない。
当時は無知だったから考えてもいなかったが、
あの時のKAT-TUNは
飛ぶ鳥を落とす勢いだった。
デビュー前にあそこまで人気が出たのは、
後にも先にもKAT-TUNしかいない。
しかし
時代は変わって、今のJrには
「ジャニーズJr.チャンネル」と
「ISLAND TV」がある。
Webメディア最盛期の今、
これは大きな強みだと思う。
先日、
Jrのパフォーマンス動画をYoutubeで見た時、
コメント欄にEXILE系列のファンからの
コメントがあった。
「こんなにカッコイイんだ!」
「なんでデビューしてないの?」
勝手なイメージだけど、ジャニーズとEXILE系列って
相容れないものだと思っていたから、普通に驚いた。
ISLAND TVでは、TVやYoutubeに比べて、
より身近に感じられる動画がたくさん上がっている。
(ラウールかわいい)
良くも悪くも、動画が出回るこの時代、
良い方向に風が吹き続けてくれることを
祈るばかりだ。
中学生編以降は、また改めて。