男から見るジャニーズ

12歳の時、ジャニーズに敵対心を抱くも、結果沼にハマった27歳。

ジャニーズ『エンターテインメント』

 

 

 

 

 

改めて。

 

 

 

僕はジャニーズが好きだ。

 

最近、ブログはおろかTwitterにすら顔を出せていないが、

 

僕はジャニーズが好きだ。

 

 

 

しかしそれは、

所謂ジャニオタと呼ばれる人とは少し違う気がする。

 

推しが出る番組をチェックするか?

といったら言うほどチェックしていない。

録画も一切してない。

 

そもそも、僕の考える「推し」は

普通のファンが考える「推し」とは少し違う。

 

 

 

わかりやすい例を出そう。

 

雨の日、家から徒歩10分の場所で

推しのいるグループがゲリラライブを

やっているとして行くかどうか。

 

おそらく僕は行かないと思う。

 

対象がジャニーズでも、

ガッキーでも、吉岡里帆でも。

 

 

 

ではそれは何故か。

 

最近気づいたんだが、僕が好きなのは

エンターテインメントとしてのジャニーズである

ということだ。

 

最近は仕事が忙しくて、

家に帰ってご飯を食べる時に

ジャニーズJr.チャンネルを見るくらい。

 

Instagramのおすすめで流れてくる動画を

片っ端から保存して、空き時間に消化するくらい。

 

Travis Japanが起用されたオランジーナ100の動画は

何回か見たけど、

オランジーナ自体が苦手で一本しか飲んでない。

(でもクリアファイルは欲しかった)

 

 

総じて、こちら側が身を削ることはしていない。

 

こういう所が、

冷めてる人間と言われる所以なんだろうが

同じ考えの人は少なからずいると思う。

 

このブログを読んでくれているかは、

分からないが。

 

 

では、

『エンターテインメント』としてのジャニーズ

とは何か?

 

そもそもエンターテインメントとは

 

----------------------------------------

 

エンターテインメント【entertainment】

人を楽しませるもの。楽しむためのもの。娯楽。

 

----------------------------------------

 

である。

 

 

 

まさに、僕にとってのジャニーズはこれである。

 

もちろん応援はしてる。

2019年8月8日の「ジャニーズJr.祭り」に参戦し、

ストスノの同時デビュー発表では、

普通に泣いた。

 

SixTONESは、まあデビューするだろうと

思っていたから「おおー!おめでとう!」

で済むんだけど

 

不遇のSnow Manに関しては

長い下積み、幾度となく訪れた後輩のデビュー、

メンバー増員と、ファン含め

不安に押しつぶされそうに

なったことも多々あると想像できる。

 

※結果的に9人体制は良かったと思ってる、

  6人を否定するわけではなく。

 

 

 

そして何より、

僕と同い年である「ふっか」こと深澤辰哉。

 

彼が報われたことが、1番嬉しかった。

(でも僕の推しは、ひーくん。すまんな。)

 

もし自分の立場だったら

どこかで諦めていたかもしれない。

 

でも彼はやりきった。

引っ張り続けて今の現状を作り上げた。

と言うと、これで終わりのようだけど

あくまで、ここからがスタート。

 

初の2組同時デビューで比べられることもあるだろう。

あっちの方がいい、こっちの方がいい、と

良くも悪くも、色々言われることもあるだろう。

 

でも、Snow Manなら大丈夫。

と感覚的に思える。理屈じゃないんだけど。

 

嵐を超えるって発言で炎上したいだけど

彼らは誰かを目標にすべきグループではないと思う。

 

他の何者でもない「Snow Man」を目指すことが

彼らの良さを1番に引き出せるんじゃないかと

僕は思う。

 

 

 

しかし、あのコンサートには思うところもあった。

 

 

 

 

 

さすがにスノストを持ち上げすぎということだ。

 

人気だったり、需要だったり、要因はたくさんあるだろうけど

あの構成だと「ジャニーズJr.祭り」とは思えない。

 

「ストスノ祭り 〜愉快なJr.達〜」

と捉えられてもしょうがない。

 

案の定、ネット上には、そういう声がたくさんあったし

帰りの電車やバスでは遣る瀬無さや悔しさで

涙を流すファンの子をたくさん見た。

 

 

 

でも、

 

それもひとつの『エンターテイメント』

 

として仕組んだと考えれば、すっと腑に落ちる。

 

 

 

個人的に好きなTravis japan

 

目の前で2組デビューは絶対悔しかった。

前菜として扱われた。と感じるファンもいただろう。

あの時のメンバーの顔は忘れられない。

 

でも、あのデビュー発表後のTravisのファンは

結託して、

再生回数やグッズ、タイアップ商品の

売り上げにも大きく貢献している。

 

明らかに、あの日以前より

ファン含め目指す道が明確になった。

そんな気がする。

 

彼らがデビューした時が

彼らがやってきたこと、ファンのしてきたことが

全て肯定される瞬間だ。

 

 

 

そういうドラマを作り出している。

これもひとつの『エンターテインメント』。

 

 

 

Travis Japanデビューしないとおかしいでしょ!」

 

って誰が見ても思えるグループになると

僕は確信している。

 

 

 

それを特に感じるのが、ここ最近の

ジャニーズJr.チャンネルのTravis japanだ。

 

・抜群のカメラ慣れ

・仕事意識の高さ

・バラエティノリの良さ

 

この三点において、

デビュー決定組、後輩組とでは

群を抜いて素晴らしい。

 

プロモーション企画でも、

商品紹介しまっせ〜。いいこと言いまっせ〜。

っていう商業感をあまり感じさせない(気がする)。

 

自分自身、広告関係の仕事に就いているが

現状Jr.に仕事を依頼する立場があれば

間違いなくTravis Japanを起用するだろう。

 

 

 

そして、僕が考えるTravis Japanの1番の強み。

 

 

 

人間力

 

個人としての人間力

グループとしての人間力

他と一線を画してる。

 

個の見せ方は、

Jr.チャンネル開設時とは驚くほどに上がってる。

 

松倉とか最初はどこの陰キャかと思ったけど

いまでは、Travisで1番の推しです。

 

自分の魅せ方を分かってきたなあと思いつつ

短パンにトップスをインするのは

やめてほしいと切に願っている。

 

 

 

リーダーらしくないリーダーに見えて、しっかりリーダーの宮近

 

副キャプテン的な立ち回りでみんなを纏める頭脳川島

 

THE ヒエラルキーの頂点、キラキラアイドル七五三掛

 

お調子者で、Travisの強みであるダンスの根幹吉澤

 

見ている人をいろんな感情にさせる天才中村

 

ギャップの塊すぎてしんどい松田

 

個人的将来有望株間違無松倉

 

 

 

 

 

 

 

 

バランスのいいグループだなあ、とひしひし感じる。

 

 

 

こんなこと言うと怒られるかもしれないけど

なんとなく嵐のような、ふわっと感、安定感があり、

V6のような、THE 兄組・弟組感もある。

 

松松に関してはマジで剛健コンビ。

 

 

 

それでいて抜群のダンススキル、グルーブ感。

 

 

 

 

 

デビューした時の爆発力が、如何ほどか。

 

今から楽しみでしょうがない。

 

 

 

 

 

Jr.組、デビュー組というシステムが

ファンを熱くさせ、アイドルを光らせる。

 

これも『エンターテインメント』。

 

 

 

ジャニーズ以外の音楽シーンで

こういうことってまず起きない。

 

 

 

いろんな楽しみ方がある。

いろんな関わり方がある。

 

だから、ジャニーズは面白い。

 

 

 

 

 

 

そういえば、むかし仕事がない時に、

パチンコで勝った金でメンバー全員を

食わせていたという城島リーダーが結婚したけど

それに付随して何故か坂本兄さんが心配されて

彼までTwitterのトレンドにあがってた。

 

 

 

そんなくだりが生まれるのも、

ジャニーズならではの『エンターテインメント』

なのかもしれない。

 

 

 

 

 

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【昔話】ジャニーズは私生活を侵食する(中学生編)

 

 

 

 

 

今回は、中学生編。

 

 

 

中学に入学した年、

野ブタ。をプロデュース」が放送され、

修二と彰が「青春アミーゴ」をリリース。

「コン!」「バイセコー」がめっちゃ流行った。

 

そして翌年、KAT-TUNが満を持してデビュー。

Real Faceのラップパートを

必死に覚えたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

もちろん、赤西への憧れはエスカレート。

 

 

 

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彼がよく身に着けていた骸骨モチーフにドハマり。

服、ニット帽、ネックレス、いろいろ買った。

 

 

 

トレードマークの襟足の外ハネも、

ドライヤーでは飽き足らず

ヘアアイロンを買って毎朝セットした。

 

登校時にヘルメットを被っても、

外ハネが崩れない方法をあみ出した時は

天才かと思った。

 

 

 

 

 

 

そして中学校と言えば、部活動。

 

僕はバレーボール部に入部した。

 

 

 

バレーボール部の公式サポーターが

ジャニーズだったからではない。

 

 

 

決して。

 

 

 

 

 

 

とは言え、

バレー部ですからグラチャンを見るわけです。

 

 

 

そんな中、

公式サポーターとしてデビューしたのが

 

 

 

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「Hey!Say!JUMP」でした。

 

 

 

自分より若い人がデビューしたのは初めてだったから

なんだか変な気持ちだったけど、やっぱりジャニーズ。

 

キラキラしていたし、「ジャニーズに入りたい!」

と思う人の気持ちもわからなくはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というのも、そういう奴が身近にいたのだ。

 

 

 

 

 

 

彼の名は、Kくん。

 

中学生にして私服でシャツに蝶ネクタイとか

なんならスカートとかも履いちゃう

超絶おしゃれボーイだった。

 

 

 

 

僕自身、おしゃれに興味を持ち始めたこともあり

Kくんとは、すぐに仲良くなった。

 

彼は休み時間に、

タキツバやJUMPのダンスを教えてくれた。

 

 

 

おかげさまで(?)今でも、

青春アミーゴ、Venus、Your seed、

瞳のスクリーン、真夜中のシャドーボーイくらいは

サビなら何となく踊れてしまう。

 

 

 

 

 

そんな彼とは中3でようやく同じクラスになったのだが

習字で四字熟語を書く、という授業がありました。

 

 

 

「一期一会」や「切磋琢磨」などの

ありきたりな四字熟語が並ぶ中

 

彼が書いたのは、「打倒山田」だった。

 

 

 

 

 

その年、彼はジャニーズ事務所に履歴書を郵送。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌年、彼は晴れて、地元の農業高校に入学。

 

ジャニーズ事務所から返事が来ることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サラッとしてましたが、

中学生時代はこのくらいです。

 

 

後話すことといえば、

 

ここまで一回も書いてきませんでしたが

曲が一番好きだったのは、Kinki Kidsでした。

 

今でも曲でいったらキンキが一番好き。

 

 

 

 

 

 

中2でギターを始めたこともあって、

当時リリースされた「Harmony of December」は

速攻で覚えて、引き語りしてました。

 

 

 

剛の声がすごく好きで、

E★Eのソメイヨシノは死ぬほど聞いたし

その後も、剛紫名義の曲も全部聴いた。

 

 

 

 

剛の書く詩は、シンプルに美しい。

 

 

「 Family~ひとつになること」はマジで名曲だし

 光一の作曲センスの素晴らしさに気づくこともできた。

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

Kくんとは高2の春に他愛もないことで揉め、絶交。

連絡先も消しちゃって、かれこれ10年会ってない。

 

元気にしているのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

辻褄が合わなくなるので

現行の話は、昔話がひと段落したら書きます。

 

ではまた。

 

 

 

 

 

【昔話】僕がジャニーズに敵対心を抱いた話(小学生編)

時を遡ること15年・・・

 

2004年のこと。

 

小学六年生だった僕には、好きな女の子がいた。

その子は小6にしては、

どこか大人びていて、魅力的に見えた。

 

 

 

が、

 

 

 

 

その子には好きな人がいた。

(以下、Aちゃん)

 

 

 

 

 

 

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赤西仁(画像右)

 

 

 

赤西仁(元KAT-TUN)だった。

 

 

 

当時の僕は、

別にジャニーズが好きだったわけではないので

デビューもしてないジャニーズのことなんぞ

知る由もない。

 

どこの馬の骨とも分からぬ

チャラついた男(偏見)が好き

と言い放つAちゃんに、生まれて初めて、

嫉妬という感情に陥った。

 

しかも、Aちゃんはあろうことか

ランドセルに赤西仁の写真を入れていたのだ。

 

 

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激しく嫉妬した。

 

ふざけるな!誰だこいつは!と。

 

 

 

幸か不幸か、偶然にも

その子とは毎月ある席替え(12回)のうち

なんと6回も、隣か前後、

という配置であった。

 

 

 

それ故、嫌でも赤西仁の顔が見えてくるのだ。

 

 

 

苦行でしかない。

 

耐えられなくなった僕は、

赤西仁の写真をランドセルから引き抜き

逃げ回るという愚行に走った(クソガキ)

 

 

 

今思えば反動形成

(=抑圧された欲求と反対傾向の態度が強調されること)

だったと思う。

 

 

 

しかし、そんなことをしても嫌われる一方。

 

そう考えた僕は、

近所の本屋で1冊の本を手に取った。

 

 

 

 

 

 

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ポポロだった。

 

小6なりに、

まずは相手を知ることが先決と考えたのだ。

 

 

 

当時KAT-TUNはデビュー前だったので、

掲載されているページは少なかったが、

そこに載っていた赤西の写真は

今でも忘れもしない。

 

 

 

 

 

 

小6の僕「めっちゃかっけぇ・・・」 

 

 

 

Aちゃんのランドセルに

入っていた写真が微妙だっただけなのか、

冷静な気持ちで雑誌を手に取ったからなのか、理由は定かではないが、

 

そこにはバチバチにカッコイイ赤西仁と、

クソガキの僕がいた。

 

 

 

 

 

 

負けた。

 

 

 

こんなイケメンには勝てない。

 

 

 

その瞬間、赤西への敵対心が驚くほどに、

「ふっ」と消えていき、

憧れの対象として切り替わった。

 

 

 

アイドル(Idol)の和訳が

「憧れ」である意味を痛感した。

 

 

 

 

そこから、Aちゃんとは特に進展はなく、

進んだのは、僕のジャニーズ好きだけだった。

 

 

 

小学6年生最後の3ヵ月には、

ごくせん第二シリーズが放映。

 

赤西の無駄にハネた襟足に憧れて、

ドライヤーで固めたのは、言うまでもない。

 

当時は無知だったから考えてもいなかったが、

あの時のKAT-TUN

飛ぶ鳥を落とす勢いだった。

 

デビュー前にあそこまで人気が出たのは、

後にも先にもKAT-TUNしかいない。

 

 

 

 

 

 

しかし

 

 

時代は変わって、今のJrには

「ジャニーズJr.チャンネル」と

「ISLAND TV」がある。

 

Webメディア最盛期の今、

これは大きな強みだと思う。

 

 

 

先日、

Jrのパフォーマンス動画をYoutubeで見た時、

コメント欄にEXILE系列のファンからの

コメントがあった。

 

「こんなにカッコイイんだ!」

「なんでデビューしてないの?」

 

勝手なイメージだけど、ジャニーズとEXILE系列って

相容れないものだと思っていたから、普通に驚いた。

 

ISLAND TVでは、TVやYoutubeに比べて、

より身近に感じられる動画がたくさん上がっている。

(ラウールかわいい)

 

 

 

良くも悪くも、動画が出回るこの時代、

良い方向に風が吹き続けてくれることを

祈るばかりだ。

 

 

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中学生編以降は、また改めて。